2017.4.8中田裕二 thicknessツアー@関内ホール
BRADIO沼の淵からこんにちは
ハマることを「沼にハマる」と良く言いますが、自分、現在BRADIO沼の淵に立っております。沼の淵からこんにちは。
1stミニアルバムの段階から存在だけは知っていたんですけど、その時はやたらファンクなバンドが出てきたなーくらいの印象で。
その後、1stシングル「オトナHIT PARADE」の展開をビレバンで見たのが2度目の認識だと思うんですけど、その時に良く聞かずに「あれ?なんだこの題名とサビの歌詞のダサさは??方向性どうしちゃったの??」と思ってしまったんですよね。
ダサさに過剰反応してBRADIOを遠ざけたあの日のオシャレサブカルかぶれ野郎の自分をぶん殴ってやりたい。
そして、 何故か最近2ndフルアルバムを聞いて撃ち抜かれてしまった自分。
沼の淵に立って、このどんハマりの原因、エモみポイントについて少し考えてみようと思います。
1.わざと掴んでいくダサさ加減
上記でも記述しましたが、とりあえずパッと見ダサい(時がある)。ごめんなさい。違うの。好きなのごめんなさい。帰らないで。
まず楽曲の歌詞や題名のダサさ。これは絶対色々狙ってこうなんだと思うのですが、ファンクバリバリなのにこの親しみやすさっていうのはやはりこの戦略が功をそうしてるのかなと。
あとビジュアル面でもアフロにカラースーツの結構いい年齢のお兄さんたちが並んでるのはなかなかビジュアル的にパンチがある。
80年代の雰囲気をあえて出してきているらしいが、80年代にしっかり生まれてたけど記憶が薄っすらしかないこちらサイドからしたらよくわからない。
でもこのインパクト。一回見たら忘れない。気になる。
でも正直見た目のインパクト強すぎて顔の造形が入ってこず、格好良さに気づかなかったので一長一短感なきにしもあらず。
なので、最近の黒スーツ衣装は最高だと思います!!ありがとうございます!
実際会ったら全員背が高くスラッとしていてとてもかっこいいのです。
しかしインパクトとダサさというのは重要で、心理学的にも人間は少しダサい方が親しみが湧くそうです。なるほど。
そう思って見てみると手の平で転がされてる感じしませんか?マーケティングの術にハマっているんですよ。やられた。
2.メンバーの年齢
BRADIO、メンバー多分アラサー。結構遅咲き。
話を聞けば聞くほどに夢を諦めきれなかったバンド青年達が苦労して苦労して、やっとここまできた感が素晴らしくて泣ける。
だからめちゃくちゃ今の状況が嬉しそうだし、スタッフにもファンにも本当に感謝が深いのが伝わってくるのがまた泣ける。
そして大人なのでとにかく落ち着きがある!おしゃべりの安定感も素晴らしい!何か営業職でもされてました??自分、大山さんに住宅営業されたら35年ローンで買っちゃいそうですよ。
そんな大人の彼らなので、若手には無い仕事観が垣間見えるというか、夢追っかけてるんですけど、なんというか…ちゃんと色々背負ってる感じがするんですよね。自分たちの船を自分たちで漕いでるように見える。同世代なのでそういうところにすごくグッとくるんです。
バンドの規模がどんどん大きくなっていく中で、若手の勢いとアラサーの落ち着きと覚悟を今奇跡的に一緒に兼ね備えてる状態で、非常に稀な存在で色気がすごい。今のこの感じ、とても面白い!
3.溢れる出るポップさ
それまでやってきた音楽性から、こういうファンク方面に方向転換して5〜6年みたいなことを言うので本当に驚いた。
この高みにまでそんな短期間に到達できるんだ…個々人の音楽センスとテクニックに脱帽。そういうわけで技術的にも本当に素晴らしいんですけど、とにかく楽曲センスが飛び抜けてすごい。
とにかくキャッチー。展開もものすごく気持ち良いしメロデイーもすごくポップだし。あのめちゃくちゃパーティーな曲のBメロとか大サビでメロウな展開持ってくるところのツボの押さえ方とか秀逸すぎて。グッときます。
特にタイアップのついた宛て書きの楽曲の出来上がりとか、職業作曲家さんが作ったのか?ってくらい良くできてる。これをスタジオでセッションしながら作ってるのかと思うと本当にすごい。(タイアップの要望にきちっと応える「仕事できる感」にも好感がもてる)
HOTELエイリアンとかこれだけ要素特盛りなのにこのポップな仕上がり。ふざけた見かけに騙されてはいけない。気をつけないとサラッと楽しく踊って本当のすごさを見逃すのだ。なんなの、このエンタメすぎて凄さが全然見えない感じ…。
そして、このどれだけバッキバキに80年代の音色で楽器鳴らしても何故か溢れ出てくるJ-POP感 。楽曲のキャッチーさから出てくるんだと思うんですけど、元々ファンク畑の人たちじゃないからですかね。なんでだろ?
4.お茶の間感
これは本当に個人的主観なんですけど、BRADIOってJ-POP畑にいると思うんです。
対バンも色んなジャンルの人とやってるし、なんとなく邦ロック畑というよりJ-POP畑。とにかく間口が広いので「お茶の間感」があるなと。
あんなに演奏バッキバキなのに、このバランスは素晴らしい。
ウルフルズとかサザンとかたまに引き合いに出されてるけど、そういう存在になってほしいなと思うし、そうなれる要素はあるように思う。非常に大衆的、敷居が低い。
ただ、最近の邦ロックヲタクとかちょっとした自称音楽通は避けるんですよ、お茶の間感。それ勿体無いなと。自分もそうだったから。
で、インディーズバンドが売れてきてちょっとお茶の間感出て来たら「変わっちゃった」とか「売れ線になっちゃった」とか言うの。
でも心配ないぞ!!BRADIOなら既に最初からお茶の間感あるから!!大丈夫大丈夫!
もう大人だからビジュアルも既に完成してて数年前から目立った変化も無いし(アフロの髪質が変わったくらい)、トークの安定感も半端ないし、こんなに安心して長期的な目線で応援できるバンドがほかにあるだろうか?
5.お色気問題
あと、今の日本で股間に手を添えながら歌歌えるボーカリストも希少だなと。今のバンドマンみんな毛も生えてなさそうなツルッとした男の子が多いですし、そんな中で後期リンゴスターみたいな髭繋がってるフェロモン出しまくりのギタリストがいてもいいです。いいと思います!
今の音楽業界、男性的な色気のあるアーティストが少ない。
その中でBRADIOのように大人の色気出してくれるバンドがいてくれてとても嬉しい。
BRADIOは是非とも色っぽい歌もっとたくさん歌ってください。需要あります。
長々と語りましたが、とりあえず偏見に凝り固まった脳味噌を一回BRADIOに揉んでもらうことをお勧めしたい。
サービス精神の塊のような彼らの音楽に身を任せてみたら、何も考えずに楽しめるエンタメ遊園地がそこにあるぞ!
では、沼に飛び込んできます!
BRADIOインストアイベント2017.2.25&FREEDOM感想風メモ
突然ですが、ファンクお好きですか?
私は完全にニワカで、ファンクとソウルの違いもわからん人間ですが、とりあえずそういう感じの音楽は大好きなんです。
で、先日近所のイオンモールにファンクバンドのBRADIOの皆さんがインストアイベントに来られまして。
そちらにお邪魔して図々しくもお写真まで撮らせていただいたのでちょっとテンションが上がりましてちょっと感じたことをメモっとこうかなと。
BRADIOですが、実は前回のインストアイベントも見たし、ビバラでも見たし、マグロックでも見たので意外と見てる。あと1stのCDも持ってる。
でもまぁそれなりに好きーくらいのテンションだったんですけど、急にアレ?かっこいいやん!!ってなりまして。
理由としましては…今までたぶん自分の中で、あの見た目のポップさ?戦隊モノみたいな色分け衣装とアフロの勢いが一人歩きしてたのと、あとわざとダサいところ狙って掴んでいってるみたいな楽曲の題名と歌詞かなぁ?なんか面白が先に立ってそこまで深く聞いてなかったんですよねたぶん。好きだったけど。
それがね、よく聞いたら超ファンクでねぇ、そらそうなんですけど。そういうバンドなのは知ってたはずなんですけども。
たぶん2ndアルバムのほうが楽器の音がちゃんと聞こえるようにミックスしてあるんじゃなかろうか。なんか色々変えました??
バンドがあきらかにかっこいい!!!超あきらかに個々の楽器の主張が強い!タイトでグルーヴィーでかっこいい!
イマドキっていうか、おしゃれな仕上がりになってる気がする!!
ギターもベースもドラムもよく聞こえるしたぶんアレンジも大人っぽくなってる!!
とてもいい!「思い通りにならない世界」とか音色最高!!超好み!!
この緑のお兄さんのギター大好き!カッティングもロックっぽいのもかっこいい!すごい一曲の中で音コロコロ変えたり器用な方ねー!そうね、エフェクターボードが超でっかかったもん!
1stは1stでかっこよかったけど、自分はこっちのほうが好きだなー!ありがとうありがとう!
世の中結構80年代リバイバルとかでファンクっぽいの流行してると思うんですよね。
日本人も意外とファンク好きな下地があるんじゃないのかしらと思うし、もっと流行らないかなー。このままゴリゴリ濃いめのファンク追求していって欲しいなー。
そう、そうやって聞くととてもテクニカルでガチファンクでSO COOLなんですけど、まぁ、メンバーさんの佇まいも面白い。
失礼ながらパッと見「キャー可愛い!」ってタイプの方々では無い。
実際近づいたら全員めちゃデカイし。背が高い。ビックリした!
自分小さいので写真一緒に撮ったらトリックアートみたいになってしまった。縮尺がおかしい。
しかしそのスラっとしたお兄さん達がスーツバシッと決めててかっこいい✨
あとあの妙な落ち着き…あの握手のこなれた感じ…たぶんアラサー…🤔(違ったらすみません!)
なんだか謎の包容力でちょっとクラクラしてしまった。素敵…。
いやぁ、接触って恐ろしい…!
あと、バンド自体の立ち位置もちょっと面白いなと。
今の日本で、ファンクを最前面に押し出しながらちゃんとお茶の間に存在できる感じのバンド他にいないじゃないですか。
なんか立ち位置的にはJ-POP畑な気がするんですよね。親しみやすいし、見た目もなんだかポップだし。狙ってるところも小難しい音楽通とかじゃない感じするし。
でも実はめちゃくちゃファンクっていう。
アフロとカラースーツで仮装?武装?したファンクお兄さん達がJ-POP畑に紛れ込んでるイメージでめちゃ面白いなーと。
貴重な存在だから頑張って欲しいや✨
以上イオンモールインパクト+2ndアルバム感想ひとりがたりでした。
やっぱりアラサー落ち着くなー(違ったらすみません!)
2017.2.1フレデリック/フレデリズムリリリピート公演@名古屋アポロベース
お疲れ様です。
ネタバレできなかったので、東京公演終わってからの投下!
行ってきました名古屋リリリピート公演!!
あのね、今回キャパが狭くて前に詰めて!詰めて!って感じだったもんで前の方に欲張って行ったら自分小さいもんで完全に埋もれてしまいまして。でも隙間から見える視界が赤頭さんロックオン状態でね、まぁ楽園ですよね。ガシラパーリナイトでもうね。ごめんなさいね。ほとんど身のあるレポートができそうにありません。本当にありがとうございました。
正直zeppダイバーシティの最前よりアポロベースの3〜4列めの方が近いわ。
近くであのギター弾いてる手元とか表情とか見れてよかったなー。
ガン見して本当に申し訳ない。
で、今回の公演、ただのオマケ的な公演なのかな?なんだか妙にキャパ小さいところでやるなーなんでかな?と思ってたんですよね。
んじゃ、けんちゃんがその訳をMCで話してくれたんですけど、こうバンドがどんどん大きくなってきて、いろんな人が「遠くに行っちゃったな…」「変わっちゃったな」みたいなことを言うのを見て思ったんですって。
「俺たちは何も変わってないぞと。インディーズのころからずっと大きくなりたいって言ってきたし、何にも変わってない。ライブハウスで育ってきたバンドだし、ライブハウスの楽しみ方をみんなに教えてあげたい。今日はそう思って、このリリリピート公演、わざと小さい会場で、このアポロベースにした。ここならここにいる全員の顔がよく見えるから。」と。
カッコ良いなー!!!
これからもどんどん大きくなって色々変わっていくけど、こういうライブハウスでライブやってる、今、君の目の前にいる、手の届きそうな距離にいる僕らが、そのままフレデリックだから!ずっと変わらないから!
って伝えにきてくれたんだなぁと。素敵すぎる。
そして、彼ら自身もこういう小さなライブハウスでやるのは楽しそう。大きい会場ももちろん楽しいだろうけど。また違う気持ちがあるんだろうな。
オドループのソロの時に赤頭さんが珍しく身体をフロアに倒してこられてですねwww
その辺のガシラー歓喜でキャッキャ言って手を伸ばしてたんですけど、狭い会場ならではの触れ合いよね〜。ご本人も楽しかったんだろな。嬉しい✨
この日の康司くんは相変わらず謎なMCを繰り広げてくださってですね。「アポロって月のクレーターのことらしいで!ここで出会ったってことは!俺ら、月面で出会ったってことなんちゃうん!(←?)月(ツキ)があるってことじゃなくて、運命なんやで!(←??)深海の奥まで一緒に行こうや!(←???)」っていう。やっぱりぶっ飛んでるわ〜。深みがありすぎる。康司くんはさらっと運命とか言い過ぎる…天性のタラシやで…恐ろしい子!!😱
そして「インディーズのフレデリックを見せてあげる」みたいな言葉に続いての「SPAM生活」「バジルの宴」!!
これはちょっと死んだー。嬉しかった…。あと「ほねのふね」のやってくれたし。自分これ大好きなんだ…。この曲のカズさんのドラムが大好きなんだ。この日はそういうインディーズの曲をタケルさんのドラムで聴けて、また感慨深い気持ちにもなりました。
全て背負って進んでいくんだなーフレデリック。
…また赤頭さんの話して自分キモいんですけど、この「ほねのふね」のギターソロがほんっとにカッコよくて!!げきしぶ…。どんな音楽通ったらあんな感じのギター弾けるようになるんやろ??
もう気持ちがあの場から帰って来ない。
まだ帰ってきてないもん。心ここにあらずだもん。
あれ?まだ豊橋くらいですか??徒歩??いつ帰ってくる?みたいな。
で、最後の終わり方がまたリリリピートで。
アンコールの最後にやっぱりリリリピートをリリリピートしてくれたんですけど、最後ワンフレーズで「アポロベースは!繰り繰り返す♪繰〜り繰り返す♪」って言い出して、けんちゃんが気が済むまでそこがずっとリピートされて終わらないっていうwwww
で、最後やっと終わって、けんちゃんが締めの挨拶してたと思ったら急に変な間が空いて…。??って思ってら急にまた「アポロベースは!」って歌い出したりして。他のメンバーもアワアワして、赤頭さんとかギター降ろしとったからあきらかにあきらスタイルで慌ててギター弾いてて…。
ね?幸せしかなくないですか??
もう好きしかないわー。
あと、お客さんだいたい若い女の子・男の子が多いんですけど、お父さんときてるお嬢さんとか(ダンディなお父様だった)、お母さんときてるお嬢さんとか、メンバーより年上風のお姉様とか、何にしても客層がとても穏やかで可愛らしいのがすごい。
整列中、横に並んでたお嬢さんと少し喋ったんですけど、可愛らしかった…とても癒された。
ファンはそのアーティストの鏡とは良く言ったもので、フレデリック見てるとその言葉にとても説得力を感じるな。不思議なもんだ。
しかし、私、久々のモッシュでね。楽しいけどやっぱ疲れるなー。今回は短めのセトリだったから大丈夫だったけど、今後大丈夫かなぁ??
フィジカル鍛えるしかないか!!!
肉でも食べます。
2017.1.29 woolysummit@清水サウドシャワーArk
このイベント、頭から行けなかったし、ちゃんと見たやつに対してだけの適当な感想メモですけど、とりあえず記録!!
まず1つ目、CY8ER。
元々BPM15Qという2人組アイドルで、なんだかんだあって今メンバー変わって3人組になってるんですけど、去年のwoolyさんのイベントで見て楽曲良くて可愛かったもんでツイッターフォローしてたら、なんか面白い子達でちょっと好きになってしまい。
3人になってから初めて見たけど、とりあえず細い。華奢。特にぽちちゃん頭小っさ!あんなアイドルって華奢かね?子供みたいだったなー。あとまだまだ歌も踊りも拙くてな。それもまたたまらんのですけど、成長が楽しみって感じの存在でした。小動物。
しかしCY8ERのすごいところはサウンド、ロゴ、グッズ、アー写などの面でのセンスが良いとこだね。ああいうところすごいうまいな。
あと余談なんですけど、運営さんのお兄さんがクッソイケメンなので会えるの楽しみにしてたんですけど、あんまりお姿見れなくて残念…。
続きまして、坂口有望ちゃん。
15歳!小学生みたいな丸顔の可愛い見た目から放たれる15歳らしからん表現力の歌唱と、妙に達観した歌詞世界。あれはすごい。将来有望すぎる…✨
有望な有望ちゃんって、またすごい名前だな!!
で、出鱈目次郎さん。
セプテンバーミーのドイヒロトさんのソロ。ベースとキーボードとドイさん(ギター)の編成。
いつもと全然違って、ポエトリーリーディング?っていうの?赤裸々な言葉を投げつけ、訴えかけるスタイル。
ドイさんのいつかの夏の日が見えた気がした。
こういう人なんだなぁと。
いつものロキノンバンドボーカルのイメージが覆えったなー。人の多面性っていうか深みに触れるとドキドキしますね。素敵でした✨
で、DAOKOちゃん!
もう大好き。
去年見てからまた見たくてずっと活動追ってたんですけど、一年ぶりのDAOKOちゃんは少し大人になってました。やっぱあの歳の子はすぐ大人になるなー✨尊い✨
ハンドマイクが似合うようになってたし、肉声で聞かせる部分も増えてたし、パフォーマンスの完成度が上がってたな✨
繋ぎもカッコよくてMCほとんどなかったけど、なんか完全に世界作ってて素敵だった…あの独特の気だるい色っぽい世界観大事にして欲しいわ。好き。
ああいうDAOKOちゃんみたいな綺麗で良い匂いのする感じのヒップホップ、これから増えていくんかなぁ?
そういうシーンが出来たら楽しいな。
そして、大森靖子!
この日のMVP!すごかった!
元々大好きなんですけど、今回でさらに好きになってしまった。
毒の強さと見た目の可愛いさとのギャップが全然埋められなくて、その変な感じが大好きで。
この日は弾き語りでファンの人とやりとりしながら曲決めたりしてて、ファンを包み込む謎の包容力にやられてしまってなんか泣きそうになってしかたなかった。
…すごく人生相談がしたい。
あれはファンは離れられないね。大森靖子ヲタは幸せだと思った。
思い出したんですよね。
自分、昔から痛い音楽で傷を癒すタイプだった。
倉橋ヨエコさんとかまさにそれだった。ワ◯マとかじゃ癒されないんですよね。
好き嫌いとかさじゃなくて、癒されるか癒されないかの話で。
大森靖子ちゃんの音楽は癒される。
ありがたい。ありがとうございます。
で、yunomi feat. nicamoq
BPM15Qの元メンバーのにかもきゅちゃんがボーカルのDJユニット。
なんか思いの外楽しくてめちゃ踊ってしまった。曲もほとんど知らないのに!!どの曲もキャッチーで楽しい!盛り上げ方のセンスがすごい!
本物のDJさんは手振りで煽るとかじゃなくて、音の持って行き方で盛り上げてくのね!はーそっちの世界の住人じゃないから新鮮で目から鱗でした。面白い!
ちなみにCY8ERの楽曲もこのyunomiさんというお兄さんが全部作ってるらしく、この人がすごいんだなと再認識。しかもイケメン。なんで顔出しNGなんだろ?もったいない✨
にかちゃんのボーカルも好きで。あの子の声はすごいな。しかもうまいんだよね。CY8ERはこれ無くしちゃったのは痛手だなぁ…今のメンバーにがんばってもらうしかないけど💦
で、その後CD欲しくなって買いに物販行ったんですけど、にかもきゅのチェキ列が出来てて!あれは恥ずかしかった…ツーショットチェキを求めるヲタに混ざって並んだよ…。
まぁCDも購入出来てサインももらえて満足だったんですけど、サイン500円なのな!バンド界隈では「サインするのでCD買ってください!」が通常なので、この有料スタイルびっくりしたけど、まぁアイドル界隈ではこういいもんなんだなー✨みんな幸せなんだから全然いいよ✨
間近でアイドル営業見てなかなか興味深かった!幸せが生まれてお金が落ちる…win-winだなぁ✨
で、ADAM atさん!
めちゃよかった!!ピアノメインのインストバンドなんだけどすごい踊れた!ジャズやらスカやら混ざった感じですごい好み✨
あとのギターの人とかはサポートなのかな?すごいバカテクバンド!かっこいい!ガシガシ弾くピアノ大好き!
またインストアイベント行けたらいこっと✨
MCも面白すぎてwww高田純次ばりの適当さでひどかった…めちゃ面白い人達だったなぁ…✨
しかしここでがっつりバンド形態の演目入れてくれてよかったな。
満足感があった。お腹満たされた感。やっぱり炭水化物が欲しいな、みたいな。
ここいらでもうわたしは疲れまして。
ゆるめるモ!は後ろで座りながらぼんやりしてたんですけど、ヲタがすごかったなー。
バンド現場で肩車うざいとか思ってたけど、なんかアイドル現場ではそういうのどうでも良くなるな!もはや壁だもん!推しのソロでみんな肩車しまくって壁になっちゃって全然後ろの人見えねぇの。すごいや…しかも女の子とかいっぱい肩車されてるの!カルチャーショック!いやぁ面白いなー!ホント知らない世界は面白い!
あと、これ大事なんですけど、どんだけ派手にヲタ芸しててもみんな推しに一生懸命なのだ!これまじ大事!必死!
ステージ見ずに後ろ向いてドヤ顔するフェスキッズとは違うぜ!
アイドルヲタの世界は優しい世界だなぁ。大森さんがゆるめるモ!でコラボで出てきた時も、ゆるめるモ!ファンが大森さんのファンに前を譲ってあげたりしててさ。熱い世界である。
やっぱり何かのヲタの方が人生楽しいんだよ。これは絶対だな。
そしてヲタの信仰対象に優劣は無いなと。アイドルでもバンドでも若手俳優でも声優でもアニメでもなんでもいいじゃないの。ありがたさー✨
で、ピエール中野様。
ピ様とかダイノジさんとかのDJ楽しんでると毎回思うんですけど、邦ロックDJって盆踊りに似てるなぁと。
日本人は元々踊るの好きな民族じゃん、たぶん。
邦ロックDJで踊ってるとなんかそんな不思議な気分になって「同じアホなら躍りゃなそんそん」というフレーズが降ってくるんだよなぁ。
あと、ここでも大森靖子さん出て来てくれて「ミッドナイト清純異性交遊」と「チョコレイトディスコ」歌ってくれてさー。めちゃくちゃ嬉しかったな💕サービス精神にひれ伏すわ!
そういう感じで無事終了✨楽しかった✨
最後に主催者のまさきさんが挨拶してらしたけど、いつも見るたび本当に普通のお兄さんなので、この人がこんなイベントを…って感動するんですけど、普段何してる人なんだろ?謎だ。
しかし大型イベントとかと違ってやたら手触りのあるイベントで、地方の自主企画の夢みたいのが詰まってて本当に面白い。
今回クラウドファンディング→無料イベントってことで、採算合わなかったっぽくて申し訳なかったんですけど(一口はパトロンしたけど)、またやる時はまた一口乗るからさ。次回も期待してます。
もし可能なら鳴ル銅鑼呼んでください(←自分の欲望全開)
宜しくお願いします✨
2017.1.22フレデリック/フレデリズムツアーファイナル@新木場
こんばんは。
少し時間が経ってしまったので、記憶が飛びつつありますが記録!!
フレデリズムファイナル!!行ってまいりました。
待ちに待ってたよ!このツアーこの一本にかけてましたんで!!(リリリピート公演はうっかりチケットとっちゃったけど!っていうか今、そこに向かう電車の中ですけども!)
大阪、名古屋公演でネタバレ禁止の箝口令がしかれてたそうで、なんだろなー?と楽しみにしてたんです✨ファンの方の口が固くてね…まったく漏れてこず。愛だよねー✨素晴らしい👏
で、行ってきました新木場スタジオコースト…いやぁ素晴らしかった。ファンだからそりゃ大好きで大好きでしゃあないんだからそりゃもう楽しかったんですけど、贔屓目抜きで見てもすごいクオリティ高いんじゃない?と。
今回ちょっと後ろの階段上で見たので、すごくフロアとステージが綺麗に見渡せて、わりかし冷静に見れたのもまた良かったですね。
まず演出がすごい。
前回の東京ワンマンも色々演出があって楽しかったんですけど、今回も色々仕込んであつて。リリリピートのMVの出だし再現演出から始まり、いつものスモークもくもく演出(今回は客席に向かっても噴射機がセットされていた!サービス過多!)はもちろん、ナイトステップでミラーボール回るわ、後半はレーザーバシバシ飛ぶわでとても華やかなステージでした。
そして、終わり方のオシャレさ!!あれはずるいなーー!!やられた!!
(全ての演目が終わりエンドロールが終わった途端、一番最初の演出に戻ってまた一曲目「リリリピート」をリピート演奏する驚愕の演出が!そして2曲目の「KITAKU BEAT」の「遊び切ってから帰宅!!」のフレーズで締めるっていう…どんだけ洒落とるねん…)
前回よりはシンプルだったかもしれないけど、全体的に流れにすごくハマってて丁度いい演出具合だったな。締め方のオシャレさも伝説だよね。ネタバレすると、もう二度とできない演出やんあれ。
とにかく構成も演出もアレンジも練りに練られてて、お客さんが楽しめるように考えつくされてる感じ。おもてなし感がすごい。ライブの勢いとかその場の衝動みたいなものに全然頼ってくて、きちんとちゃんと積み上げて準備して練りに練っての「はい!!どうぞ!!」という感じの舞台芸術でありエンターテイメントでした。
10回やって10回成功する感じっていうんですかね??すごい安定感と、小さなライブハウスに収まらないスケール感があったなー。
城ホールとか武道館で演出バキバキでライブやれる姿が想像できたな。できるな。
もちろんその場の衝動や勢いもすごかったよ!お客さんのノリもすごくよかったし、メンバーがそれで勢いづいて更にプレイが良くなって!って、本当にあったかい空間で最高だったな。
ちょっと上から見てたのでね、前半はマジで「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」みたいな感じでしたね…お客さんの腕が王蟲のアレみたいで。
で、後半は「沸騰した鍋の中のマカロニ」状態で本当盛り上がりがすごかった!!
マカロニだったな〜。もう私、ちょっとマカロニの真ん中で踊るのしんどそう😅
自分は中盤の横揺れセクションがたまらんかった…フレデリックの横揺れ大好き…✨
しかし、あんなおしゃれなグラフィック背負いながら出てきてあの偏屈ポップな楽曲であれだけ人懐っこくみんなを躍らせられるバンド他にいますぅ??
もう武道館できそうじゃない?
けんちゃんはあと2年はかかるとか言ってたけど、この勢いだともうすぐできそうだわ!
フレデリックのすごいところはめっちゃおしゃれでめっちゃバカテクでめっちゃ小難しいことやっててめっちゃ最先端の音色追求してると思うのにめっちゃくちゃ人懐っこくて優しいんだよなぁ。
音楽も人も。
全然こっちが置いてけぼりにならない。優しいなー。好きだなー。
MCも本当わけわかんないけど素直で可愛くてたまらんよね。
天才なのに無自覚っぽい皆んなの末っ子ネイチャーこうじくんも最高だし、最近お兄ちゃん需要に気付き始めた優しい優しいけんちゃんも成長著しくて超グッとくるし、あんなフニャフニャでも実はすごい努力家だろうなぁと思う全く掴み所のない赤頭さんも最高なんだよなぁ。
自分、赤頭さんまじ好きすぎてあぶない。あの日の開演前終演後の影アナが赤頭さんだと思ったんですけど、誰も何にも触れないから…もしかしたら私の幻聴だったのかもしらん…。あぶない。だって、あんなギター弾かれたら好きになりません??ハイパーギタリストだよー!くっそかっこいい!!あの音色!!あの肘の角度!!な!!
あとたけるさんも本当最高。今のフレデリックはあのドラム無いと語れないよね。完全にフレデリックの楽曲に影響与えまくってるし、ものすごいブーストかけてくれてる。めちゃ良い人だけど、あのストイックさとドラム変態さ加減がすごすぎて…深みあるなぁ…。
本当、全員の相乗効果で密度の高いサウンドがストーンと軽くこっちに届くのよ。あの歯切れの良さ!グルーヴ感!まじあのメンバー集まってくれたの奇跡だな。ありがたさ🙏✨
メンバーみんなそうだけど、弾いてて楽しー!って音がするんよね。ああいう音出すやつらには本当に叶わないから。楽器やってる人、あれ見たら本当に悔しいだろうなぁ…。と思う。
しかしリキッドルームでけんちゃん泣いてたの一昨年でしたっけ?そんなに長い間追いかけてるわけじゃないけど、本当に成長著しくてまじ「進化」すごい。(今回のフレデリズムのテーマは進化らしい)
あんな泣き虫けんちゃんがこの短期間で色んなもの背負いながら超しっかり先頭でみんな引っ張って走ってるのまじエモいよなぁ。
これからもっとどんどん大きくなるだろうけど、進化しつつも一歩ずつ着実に進んでいってほしいなぁ。
その進化の様子を見てるのがとても楽しいなぁ。
本当ナショナルジオグラフィックだよ…現在進行形のドキュメンタリーにお付き合いしてる感じよ。ありがとうございます。
とにかくライブそのものの水準が半端なく高いのだよ!見る価値あるぞ!すごいぞ!みんな今のうちに見た方が良いよフレデリック。
というわけで、リリリピート公演行ってきます✨
2016.12.26中田裕二 年忘れ日本橋だよ裕二だよ
年の瀬いかがお過ごしですか?
早速ですが、行って参りました。毎年恒例になりつつある中田裕二の年末日本橋三井ホールでの年忘れワンマンライブ。
昨年は弾き語りに行きましたので、今年はバンド形態の方へ。
いや〜満足。
なんか久しぶりに「あぁ!中田裕二はこれだわ。裕二のこれが見たかった!」って感じのライブでした。
トリオもすごい最高だったけど、やっぱ自分はバンドで歌う裕二が好きだなぁ。ハンドマイクでくるくる回る裕二が好きだなぁと。
今年はバンド、中野サンプラザで1度見たんですけどね。あの日は想いの込もった特別なライブではあったのですが、ちょっと心ここにあらずだったからさ。
しかし今回、喉の調子が最高だった。満点だった!!
歌唱力が年々円熟味を増してるというか、上手くなってる??すごくない??
元々声量がすごい!とか熱量がすごい!みたいなタイプではないから、ずっとこんな感じで年齢と共に無理なくおじさん化できそうというか(←表現)
あと、テクニックだけじゃなくて、歌心みたいなの感じたなぁ。ボーカリストとし勝負してるなと。かっこいいなぁ。
特に、it's so easyと白日がね、とっても声が伸びててよかったなぁ。うっとりした。
自分、白日大好きなんでもう至福でしたね。
バラードで完璧にうっとりさせてくれるボーカリストってすごい。
素敵なボーカリストさんはたくさんいるけど、ちょっとやっぱり頭一つ抜けてる感あるよね〜(←ファンの欲目)
しかし本当に、ビブラートの一つまで完璧に完璧だったんだよこの日の白日は。やばかった。
でも、この日一番の盛り上がりは「恋わずらい」だったなぁ。もう仕方ない。かっこいいもん。あのバンドでの恋わずらいってのがまたね。最高。
本人もなんかキレキレで。久々にキレのある裕二見た(笑)くるくる回るわ、マイクスタンドに指這わすわで、こちらも「おうおう!!」ってテンション上がりましたわ!「え?裕二キレてる?ちょっと怒ってる??」くらいの鋭さがたまには欲しいんだー!!もっとイっちゃった顔してー!!上から見下ろしてー!!ツンデレのツンをくれー!
はい。
で、アンコールで3月に新譜発売するよって発表してくれて、そこからの新曲2曲披露。1曲目は変な曲だったなー(爆)カントリー??なのかな?とりあえずものすごく西部劇で馬に乗ったおっさんが真顔で荒野を行く感すごかった。バンジョー入りそうな。ホホイ!とかみんなで楽しそうに合いの手を入れ合ってて笑った。
2曲目は硬派なロックって感じ。かっこいいんだけどまたクッソ難しそうで、メロディーも難解で初聴では全然掴めない(笑)多分2回3回聞いたらハマるやつだなぁ。
今回バックバンドがオールスターですごく良かった!
安定感半端無い!!みんな楽しそう!メンバー紹介の時のソロパートも気合いすごくてめちゃかっこよかったー!
タロウさんのコーラスのうまさよ!!コーラスでお呼びするなんてギタリスト様に失礼では??と心配してたけど、すごいプロでした!!演奏中も楽しそうで、MCも面白くて素敵だった…。奥野さんも真船さんも白根さんも平泉さんも本当面白いし素敵。
普通に聴いちゃってるけど、実はものすごい日本の最高峰レベルのかっこいい人集まってんだよなぁ。ありがたさ。耳が肥えてしゃあないですわ。
あと、奥野さん、生誕祭のTシャツ買わなくてごめんなさい。
(※奥野さん「売れ残り持ってきた。生誕祭で40人くらいミュージシャン呼んで、借金抱えてるんで。年越せないからみんな買って!」とのことでした。買わなくてごめんなさい!良いお年を!)
他のバンドのライブにも行くようになって、色々浮気しまくってるけど、やっぱり中田裕二かっこいいなー!って思わせてくれて本当嬉しい。
ステージに出てきた瞬間「好きー!」ってなるの超楽しいよねー。やめられない。
…あの人のすごいところは、目線の届く範囲のお客さんに全員「あ、目があった!裕二わたしのこと見つけてくれてるー!!」って思わせちゃうところだよねぇ。
絶対みんな思ってるっしょ??だって私、毎回思うもん!!(爆)
いいのよいいのよ。思うだけ自由ですもの。勘違いできる幸せ。
客席良く見て目を合わせに行くタイプだからしゃあない。人たらしだよねぇ。本当ありがたさしか無いですわー!
用法用量を守って健全に妄想しよう!!
変態じみてきたのでそろそろ終わりますけど、とりあえず来年の新譜楽しみ。
2017年も充実の一年になりますよに。
中田裕二のヒットを願ってバンザーイ!